玄米スープのもうひとつの作り方
玄米スープを作る場合には、スープだけを取り出し玄米の残りかすは使用しないという方法以外に、水やスープの中に玄米を投入して、柔らかくなるまで煮込むという方法もあるようです。
この場合は、玄米そのものも一緒に食べることになりますので、玄米の残りかすが出ないために無駄がないともいえます。玄米のエキスだけを取り出したもののことを玄米スープというのであれば、この方法で作られるものは玄米スープとはいえないかも知れませんが、玄米スープの中に玄米が具として残っていると考えれば、玄米スープであるともいえるわけです。
この辺りの定義は定かではありませんが、作り方としては、玄米を炊くのとも違いますしお粥を作るのとも違うので、玄米スープとしか言いようがないものなのです。
玄米は最初にフライパンで煎る場合と煎らない場合があるようです。そして、玉ねぎ、セロリ、椎茸、ニンジンなどの野菜をそれぞれ粗みじん切りにし、ごま油で炒めて蒸し煮した後に、玄米を入れて水を加えて煮ていくパターンと、野菜や鶏肉などをコンソメスープなどで煮込んで野菜スープを作り、そこに玄米を投入して煮込んでいくというパターンがあるようです。
いずれにしても、玄米が柔らかくなるまで煮込んでいき、玄米がそのまま食べられるようにするところは共通しています。そして、出来上がったものは野菜スープに玄米のエキスが加わったものであり、美味しいものであることには違いがありません。